家づくりコラム
【知識】梅雨のカビ対策に悩まない！家づくりの秘訣
こんにちは！埼玉県鴻巣市の一級建築士事務所「佐藤ホーム」のブログ編集部です。
雨の日が続くこの季節、カビ対策に悩む方も多いのではないでしょうか？
「湿度が高い場所にはカビが生えてしまうもの」と思われがちですが、
実はカビが発生しにくい家づくりのポイントがあるんです！
今回はそんな「カビが生えにくい家づくり」についてご紹介します。
これから注文住宅を建てる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
カビはどんなところに発生しやすい？
カビが発生しやすいのは、主に水に濡れている場所や湿気の多い場所です。
家の中ではお風呂場や窓ガラスの縁など、結露が溜まりやすい部分に多く発生します。
結露とは、空気中の水蒸気が限界を超え、目に見える水滴になる現象。
外気と室内の温度差が大きいときや、室内に水蒸気が多いときに発生します。
カビを放っておくと健康にも被害を及ぼす
カビを放置すると、黒ずみだけでなくアレルギー・喘息・アトピーなど
健康被害を引き起こす恐れがあります。
また、カビを餌とするダニが発生すると、さらに体調を悪化させることも。
実はカビはお風呂場や窓際だけでなく、壁の中にも発生することがあります。 表面のカビは掃除できますが、壁内のカビは簡単に除去できないため、 カビを防ぐためのポイントは、「いかに結露を発生させないか」。 低燃費住宅では、一般的な単板・ペアガラスではなくトリプルガラスを標準採用。 樹脂サッシはアルミサッシに比べて、熱の伝わりにくさが1/1000と優秀。 床材・壁材・断熱材などに調湿性能のある素材を使用し、 例えば、床にはくるみ・パイン・桧などの無垢材、 カビは放置すると体調不良の原因になります。 注文住宅を建てる際には、ぜひ高性能住宅をご検討ください。
目に見えない場所なので、知らないうちに健康被害が進むケースも少なくありません。
根本的な対策が必要になります。カビの発生を防ぐ家づくりとは？
そのために、断熱性や調湿性を高めることが重要です。【ポイント1】熱が伝わりにくい窓を使う
さらに特殊加工された窓枠で、外気の影響を受けにくく結露を防ぎます。
夏も冬も快適に過ごせます。【ポイント2】湿度を調節してくれる材料を使う
室内の湿度を一定に保つのが高性能住宅の特長です。
壁には消臭効果もあるホタテ漆喰壁を採用。
カビの発生を抑えるだけでなく、有害物質も吸着し、
シックハウス症候群の予防にも効果的です。
身体に優しく＆掃除の手間も省ける「高性能住宅」
しかし、高性能住宅なら結露が起きにくい設計のため、
健康への配慮とお掃除の手間軽減を両立できます。