家づくりコラム

高断熱高気密な住宅で「2階が暑い」はなぜ起こる?

こんにちは!埼玉県鴻巣市にある高断熱・高気密な注文住宅工務店「佐藤ホーム」のブログ編集部です。

夏は涼しく冬暖かいはずの高断熱・高気密住宅なのに「2階が暑い」という声を聞くことがあります。そこで今回は、どうしてそのような事態が起こるのかを考えるとともに、夏の住宅を涼しくするためのカギである「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」についてご紹介します。

高断熱な家なのに2階が暑くなるのはなぜ?

まずはじめに、一般的な住宅で2階が暑くなる理由をお伝えします。
高断熱高気密な家の2階

家の2階が暑くなる主要な原因は2つ

(1)太陽の光を直接受ける「屋根」に近い
(2)家中の熱気が集まりやすい

(1)は、屋根がジリジリと照らされることで、そのすぐ下にある2階の室温も上がりやすくなるということです。一方(2)は、「温められた空気は上に向かう」という性質と関係しています。家全体が暑くなった時、そのことをもっとも感じやすいのが2階なのです。

では次に、「高断熱住宅の2階が暑くなる」ことの原因を探ってみます。

高断熱な家で「2階が暑い」=「家全体が暑い」可能性が

高断熱・高気密な家は通常、屋根の断熱性能も高いため、(1)の要因で2階の温度が大きく上昇するとは考えにくいでしょう。したがって(2)が原因だと推測できますが、これはつまり、家の中に暖かい空気が大量に発生しているということ。つまり、2階に限らず家中の温度が全体的に上昇しているということなのです。

高断熱・高気密の家で室内の温度が上がってしまう原因として、まず疑うべきは日射遮蔽の不足です。

日射遮蔽って何?

日射遮蔽とは、日差しの熱を物理的にさえぎることで、わかりやすくいえば「日陰を作る」ということです。
日差し夏に室温を上昇させる主要な原因は、窓から入ってくる太陽の日差しです。外部から家に侵入してくる熱のうち、屋根からのものは全体の約1割であるのに対し、窓からのものは約7割と圧倒的な割合を占めます。

高断熱・高気密な住宅でも日射遮蔽は必要です

高断熱・高気密な住宅は一般的に、断熱性能の高い窓ガラスやサッシを使用しています。しかし残念ながら、ガラスとサッシだけでは、窓から入ってくる膨大な熱量を100%カットすることは難しいのです。なぜなら、窓からの熱量は時に「コタツ1個ぶんに相当する(※)」と言われるほど大きいからです。

※立地や窓の向き、大きさなど個々の条件によっても異なるので、あくまでも一例です。

断熱性と気密性を高めた家であっても、積極的な日射遮蔽を行わなければ室温の上昇を招き、結果として「2階が暑い」となってしまうリスクがあることを知っておきましょう。

日射遮蔽にはどんな方法がある? 日差しを上手にカットするためのポイントは?

では、日射遮蔽の方法と、窓からの熱を上手にカットするためのポイントをお伝えします。
日射遮蔽には以下のようにさまざまな方法があり、もちろん組み合わせて使用することも可能です。

・屋根を出す
・庇(ひさし)を設ける
・外付けブラインドや外付けシェードを取り付ける
・植物を植えてグリーンカーテンを作る
・遮光カーテンやブラインドを取り付ける
・すだれをかける
・雨戸をしめる

これらは「室外に付けるタイプ」と「室内に付けるタイプ」の2種類に大別できます。このうち、特に効果が高いのは「室外に付けるタイプ」です。

「外付け」タイプならより強力に日射遮蔽ができる

日射遮蔽の外付けブラインド
室外に付けるタイプの方が日差しをさえぎる効果が高いのは、熱を室内に入る前のタイミングでカットできるからです。
例えば、カーテンを引いて部屋の内部で日射遮蔽をする場合、光線はさえぎられますが、日差しを受けるカーテンの表面はどんどん温められます。そして、その熱のほとんどは室内へと放出されるため、最終的には室温上昇を招いてしまいます。

効果的に日射遮蔽したいならば、外付けタイプがおすすめです。

適切に「上げ下ろし」することも大切

すだれやブラインドといった開閉可能なものは、夕方や早朝などの涼しい時間帯には上げておく家庭も多いかと思います。その場合、太陽が高くなる時間帯になる前に、忘れずにきっちりと下ろすように心がけてください。

上手な日射遮蔽で、窓からの熱をシャットアウトしましょう。

本当の高断熱住宅なら、夏の2階が暑くなりすぎる心配はない

高断熱・高気密な住宅で日射遮蔽を適切に行えば、基本的にはエアコン1台で家中どこにいても過ごしやすい温度が保てるはずです。「それでもやっぱり2階が我慢できないほど暑い」という場合は、残念ながら住宅の断熱性能が足りていない可能性があります。

「高断熱・高気密な家づくり」をうたうハウスメーカーや工務店が増えている一方、どの程度の性能で「高断熱・高気密」とするかは各社さまざまです。つまり、住宅の断熱性能については、ご自身である程度の知識を持ち、判断することが大切なのです。

知っておきたい住宅の断熱性の基準

断熱性能の基準には「省エネ基準」「ZEH基準」「HEAT20」などがありますが、「住む人が本当に健康で快適な生活が送れるか」という観点から作られているのは「HEAT20」です。断熱性と気密性を追求するなら、HEAT20の基準を参考にしてみるのも良いでしょう。

HEAT20やグレードについて詳しくは、会話形式でわかりやすく説明している「教えて家づくり博士!HEAT20基準だと高断熱・高気密な家づくりができるって本当?」もご参照ください。

高断熱・高気密な住宅を建てるなら、埼玉県鴻巣市の工務店「佐藤ホーム」へ!

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佐藤ホームでは、断熱性・気密性を高めた家づくりに取り組んでいます。夏場の日射遮蔽、冬場の日射取得を十分に考慮するため、建築前に日射条件のシュミレーションも行っております。埼玉で高断熱・高気密な家を建てるなら、鴻巣市にある注文住宅工務店・佐藤ホームにお任せください。
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