【仕様】調湿・吸音性能あり！木質繊維断熱材セルロースファイバーとは

こんにちは！埼玉県鴻巣市の一級建築士事務所「佐藤ホーム」のブログ編集部です。

家づくりのうえで欠かせない断熱材。断熱材は“熱を逃がさない建材”というイメージがありますが、実は調湿や吸音性能も兼ね備えたものもあります。

そこで今回は、調湿・吸音性能もある断熱材、セルロースファイバーについてご紹介します。

そもそも断熱材ってどんな効果があるの？

断熱材は壁や天井に敷き詰めることで室内の温度をキープします。夏は外の熱を遮断し、冬は室内の暖気を逃がしにくくします。断熱材がない住宅では、夏に約70％の熱が侵入し、冬は約80％の暖気が逃げるといわれています。

セルロースファイバーは断熱性能に加え、調湿・防音性を持つ天然繊維の断熱材。室内の湿度を調整し、外の騒音も軽減します。

断熱材は後から取り替えられないため、家づくりの際にこだわりたいポイントです。

セルロースファイバーの5つの特徴

一年中快適な住環境を保つセルロースファイバーには、以下の5つの特徴があります。

断熱性

木質繊維の内部に無数の空気胞を持つセルロースファイバーは、熱を伝えにくい構造です。専用マシンで高密度に吹き込むため継ぎ目がなく、隙間のない断熱が可能です。

調湿性能

吸湿・放湿性があり、室内を快適な湿度に保ちます。梅雨時期の結露を防ぎ、冬の乾燥を抑えることで、風邪やアレルギーの発症リスクも低減します。壁内の結露も防止し、カビやシロアリの発生を抑えます。

吸音効果

セルロースファイバー内部の空気胞が音を伝えにくくし、外の騒音を軽減。室内の音も外へ漏れにくいため、快適な居住空間を保てます。

天然素材なので環境や身体に優しい

新聞紙や木材などを再利用して作られた環境配慮型の断熱材です。アスベストは含まず、燃焼時にも有害ガスを発生しません。

延焼を遅らせる

ホウ酸による防熱処理で燃えにくく、1000℃の炎でも表面が炭化するだけ。内部はそのまま残るため、火災時にも延焼を遅らせます。

さらに、年間の電気代が節約できる！

セルロースファイバーは快適性だけでなく、省エネ効果も高い断熱材です。夏は外気の熱を遮り、冬は暖気を逃さないため、冷暖房費を大幅に削減できます。

調湿性能により加湿器・除湿機の使用も減り、光熱費・医療費の節約にもつながります。

埼玉県で注文住宅を建てるなら、ぜひ「佐藤ホーム」へ！

佐藤ホームの注文住宅では、セルロースファイバーを断熱材として標準採用。建材にもこだわり、一年を通して快適に過ごせる住まいをご提案しています。

ナチュラルスタイル・カフェ風・和モダンなどデザインの自由度も高く、外観・内装のご要望にも柔軟に対応いたします。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。