家づくりコラム

家電の寿命をのばす秘訣は適温・適湿度の管理にあり!

こんにちは!埼玉県鴻巣市にある高断熱・高気密な注文住宅工務店「佐藤ホーム」のブログ編集部です。

私たちの生活に欠かせない家電製品。それだけに突然の故障も困りものですし、買い替えのコストも軽視できません。できれば気に入ったものを長く使いたいですね。

そんな家電の寿命に、家の湿度や温度が影響しているとしたらどうでしょう。そこで今回は、家電の寿命をのばす住環境についてご紹介します。

そもそも家電の寿命ってどのくらい?

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近頃の家電はさまざまな機能がついて便利になった分、値が張りますよね。そんな家電を頻繁に買い替えるとなると、出費がかさんでしまいます。

そもそも、家電の寿命ってどれくらいなのでしょうか。

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  • テレビ:8年
  • エアコン:10年
  • 縦型洗濯乾燥機:7年
  • ドラム式洗濯乾燥機:6年
  • 冷蔵庫:9年
  • 炊飯器:6年

家電メーカーは、家電が故障したときに修理するための部品を保有しています。その最低保有期間が「6年」であれば、修理部品が6年間メーカーに保管してあるというわけです。

それ以降は部品がなく修理ができないため、故障すると買い替えが必要になります。上記のリストはこの修理部品の保管期間を「寿命」として、家電メーカーのHPを参照した年数です。

(参照HP:https://panasonic.jp/)

修理ができず廃棄することになった場合、回収してもらうにも運送料やリサイクル料金などが必要になります。出費をおさえるためにも、できるだけ長持ちさせたいですね。

 

家電の寿命をのばし、長持ちさせるための環境とは?

 

家電が故障する原因は、使い方による部分も大きいでしょう。丁寧に扱っていればそれだけ長持ちします。とはいえ、年数が経ってくればさまざまな不具合が出てくるものです。

そこで、使い方だけでなく注目したいのが住宅内の環境です。

  • 高温多湿である
  • 直射日・光や紫外線に当たる場所にある
  • 家電の内部が結露する
  • 家電の内部にホコリがたまる

ほとんどの説明書に記載されていますが、高温多湿や直射日光の当たる部屋を避けて設置することを推奨しています。

湿気や結露、ホコリなどが家電に与える影響は大きく、気付かないうちに内部の機器を蝕んでいる可能性もあるのです。日頃のお手入れだけでなく設置する場所に配慮するというのも家電を長持ちさせる秘訣といえます。

 

高断熱高気密の家は湿度が一定で、結露に強い

 

高温や湿気の多さ、直射日光やホコリが 家電の大敵であることがわかりました。できるだけ設置する場所に注意して、急な故障を避けたいものです。

とくにテレビやブルーレイディスクプレイヤーなどの電子機器にとって、高い湿度はご法度。家電メーカーはリビングなどに設置することを想定して製造しているので、テレビなどの電子機器には防水性能を備えていないからです。

とはいえ、室内の温度が上下すれば結露もおきます。季節によっては湿度を調整するのが難しいとお考えの方もいるかもしれません。

でも、高断熱・高気密の家ならお家が家電を守ってくれる可能性が高まります!

高気密の家は、換気効率がいいので余分な湿気の排出に力を発揮するのです。

※「換気システム」についてこちらの記事に詳しく書いてありますのでご参照ください。
ダクトレスでデセントラル?メンテナンスも軽減できる「全熱交換型換気システム」とは

高断熱高気密の家はホコリに強い

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テレビなどのオーディオ機器にとって、本体や周辺にたまるホコリは大敵。設置後に移動させることが少ない家電は、とくに注意したいところです。

ホコリが内部の電気部品にたまり、そのうえ部屋の湿気を吸ってしまうと、漏電の危険性が高くなります。この場合、内部の基盤にも影響を与えるので故障の原因にもなるのです。

また家電の電源が入っているときは、静電気が発生します。この静電気がホコリを吸い寄せ、内部の基盤にまで溜まっていくのです。これが理由でテレビはホコリがたまりやすいというわけです。

たとえ毎日きれいに掃除していても、ホコリは壁や窓などの隙間を通して外部から家の中に進入してくるもの。

この問題は家の「気密性」を高めることで改善します。

また、新しい住宅には24時間換気システムの設置が義務付けられているんです。気密性が高ければ、より換気の効率もUPします。

これは、家の中で発生した湿度と家に入ってきたホコリをすみやかに屋外へ排出できるということ。高断熱高気密の家は一般的な住宅にくらべてホコリが少なく、掃除も楽! といわれるのはこのようなしくみがあったからなんですね。

(編集部より一言)
※改正建築基準法が施行された2003年7月以降、すべての建造物に24時間換気システムを設置することが原則として義務付けられました。

 

高断熱高気密の家なら家電が長持ち!エコな暮らしを

 

気に入ったものをできるだけ長く使いたい。そんなエコに対する考え方はさらに高まりをみせています。

忙しい毎日をちょっと豊かにしてくれる家電。私たちの頼れるパートナーだからこそ、突然の故障は悲しいものです。

高断熱高気密の家なら、家電への負荷が少なく自然と長持ちする環境に。

人が快適に過ごせる環境は、やはり家電にとっても最適な環境なのですね。

高断熱・高気密な住宅を建てるなら、埼玉県鴻巣市の工務店「佐藤ホーム」へ!

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佐藤ホームでは、断熱性・気密性を高めた家づくりに取り組んでいます。当社は全棟で気密測定を行っており、低燃費住宅をはじめとした数多くの施工例がございます。埼玉で高断熱・高気密な家を建てるなら、鴻巣市にある注文住宅工務店・佐藤ホームにお任せください。