家づくりコラム
【性能】高気密・高断熱住宅だとペットの寿命も延びるという説は本当か
こんにちは！埼玉県鴻巣市にある高気密・高断熱な注文住宅工務店「佐藤ホーム」のブログ編集部です。
日本中にもっと高気密で高断熱な注文住宅が増えれば、日本人の死因の一つである「住宅内の死亡事故」はぐっと減らせる。そういった内容を、以前下記の記事でお伝えしました。
では、人間だけでなく、家族の大切な一員である犬や猫、鳥といったペットたちの寿命は、住宅の気密性や断熱性によって延ばせるのでしょうか？
今回は、ペットの死因や死亡率が高い季節のデータに基づき、住宅性能とペットの寿命の関係を検証していきます。
ペットの死因トップは交通事故・腎不全・ガンなど
ペット保険会社・日本アニマル倶楽部株式会社がまとめた「犬・猫の死亡原因グラフ」を見ると、興味深い傾向が見えてきます。
犬や猫のほか、鳥類・爬虫類・魚類などペットの種類や飼育環境（屋外・屋内）によって死因は異なりますが、ここでは犬と猫に絞って見ていきましょう。
屋外飼いの犬では「交通事故・ガン・循環器疾患」が多く、屋内飼いの猫では「感染症・腎泌尿器系疾患・ガン」が主な死因です。
人間の死因の第1位もガンであり、心疾患・脳血管疾患が続きます。ペットも人間と同様、生活習慣や環境ストレスが寿命に影響を与えていると考えられます。
ペットの死亡率が高い季節は、人間と同じ「冬」
(一社)東京都獣医師会霊園協会の「犬の寿命調査」によると、死亡率が高いのは1月・3月・2月・12月の順で、いずれも冬期です。人間の死亡月も冬に集中しますが、犬の方が季節差が顕著に現れています。
猫は犬よりも寒さに弱く、冬は免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。また湿度の変化にも敏感で、季節の変わり目には皮膚疾患や感染症のリスクが高まります。
「7度の温度差で犬は体調不良に！季節の変わり目は寒暖差にご注意を。」という記事では、犬は7度以上の温度差でヒートショックを起こす可能性があり、特に小型犬ほど寒さに弱いとされています。
つまり、住宅性能によってヒートショックを防ぐことができれば、ペットの冬期死亡率を下げられる可能性があるのです。
カビやノミの発生を抑えることも重要
多湿によって発生するカビやダニは、ペットにとって命に関わるリスクを持っています。皮膚炎や呼吸器疾患を引き起こすこともあるため、湿度管理は非常に重要です。
高気密・高断熱の住宅なら、断熱性の高い窓や壁・屋根、適切な換気システムによって一年中安定した湿度を保つことができます。
カビやダニの発生を抑えることで、人もペットも健康的に暮らせる快適な環境が整います。
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ペットとともに末永く暮らせる家を建てるなら「佐藤ホーム」へ
人間と同じように、高気密・高断熱住宅ではペットの健康寿命も延ばせることが期待できます。
大切な家族とともに、いつまでも健やかに暮らせる家を。
高気密・高断熱な住宅を建てるなら、ぜひ佐藤ホームにご相談ください。